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最新記事【2016年3月24日】

サーフィンをやっていると中には、こんなことを勘違いしている人がいるようです。


サーフィンはケンカだ。

みたいな。


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特にサーフィンを始めたばかりの初心者などにそういうイメージを持っている人がいるようで、あるサーフポイントに行くと、サーフィンしに行っているのかケンカしにいっているのか分からない。

そう言われるポイントがあるほどです。



あのね、1度や2度前乗りされたくらいで、人に吠えついたり、人を殴ったりするのはどうかと思うのは私だけなのでしょうか。

もちろん前乗りしまくって調子に乗っている人は問題ですが、ですがわざわざケンカに持ち込んでしまう必要はありません。


もし、前乗り常習犯がいれば自然と周りが排除する動きになるでしょう。

で、もちろんそういう人はサーフィンだけでなくそのうち自分も誰かに痛い目にあわされる出来事が起こるのは当然なのですが、それでもサーフィンの世界をずっと見てきて思うのは、サーフィンの世界ほどマナーのおかしくなっている人が多い世界はない。

と思うことがあるのです。


というのも、サーフィン以外の世界はもの凄くマナーが出来ていて、挨拶はちゃんとするわ、順番を守って、誰かが上手くいった時、みんなで褒めるわで、もの凄く気持ちがいい世界。


それなのに、サーフィンの世界は波が人にもたらしてくれるものは非常に素晴らしいけれども、やっぱり波数が少ないために波の取り合いになって、譲り合いになることがないのが原因なのでしょう。

また、パドリングで肩甲骨付近の筋肉を鍛えると、なぜか身体が熱くなってもの凄くパワーが出ることも要因なのかもしれません。



そうでもですね、
やっぱりこの世は人がいてこそ豊かで楽しくなるのですから、自分の仲間だけでなく、同じ海に入っている人同士、お互いに認め合えるものだったらいいなと思うのです。




海で頭に血が上ってカッカした状態では、思ったようなサーフィンは出来ません。

ちゃんと集中して無心の状態でやることが大事です。



前乗りされても怒ってはいけません。

次、波を乗ったらいいライディングをする。サーフィンが終わったら誰よりもスケートする。

という風に、陰でしっかり努力しておく。


そうしていると、いつのまにか海でカッカ頭に血が上ってケンカばかりしている人よりも上手くなっていること間違いなしです。



そうなってしまうと、あの人はいつもイライラしているよね。あまり近づきたくないね。
まあいいか。


で、済むようになってしまいます。



私はですね、サーファーだからこそ、あえてあまりそういう活発な人が行かない場所にちょっと足を運んでみてほしい。という場所があります。


それは

「神社」


まあ、拍子抜けする人もいると思いますし、20代やサーフィンにとにかくのめり込んでいる人には、そんなところに行ったって、つまんないだけだよ。

と思う人もいるでしょう。



でもね、まあ、行ってみてください。


高まりすぎた精神、自分さえよければそれでいいという心、自分が中心に世界が回っていると思っている心、いつも荒くれだっている心が、

抑えられていく雰囲気。


そこには、本当の精神を持ってこそ身につくもの。

というのがあるのです。





神社に行くと、こんな言葉を書いたものが置いてあることがあります。

「千日の稽古を鍛(たん)とし、万日の稽古を錬(れん)とす」

宮本武蔵

千日間、同じことを続けることを鍛といい、万日間、同じことを繰り返すことを錬という。物事に習熟する為には、それくらい長い間続けなければならない。『五輪書』






この言葉を聞いて、あなたは、千日間のサーフトレーニングをやったのか?万日やったのか?


を考えてみるとどうでしょうか。

世の中には、ジャンルを超えて上には上が山ほどいるということが分かります。

それもトップのトップは技術だけでなく、心という人間性の上に成り立っていることが分かります。



自分がすべてだと思ってはいけない。

自分はまだまだ修行が足りない。

もっともっと人に喜んでもらえる素敵な人間になりたい。

そしてサーフィンも今よりはるかに上手くなって。


などなど、あなたなりに思うことが出てくるでしょう。




なぜ、素直な人はサーフィンが上達するのが早い。と言われるかというと、謙虚に人の話を聞いてその通りにやってみるから。

そしておごり高ぶらず、人を大事にしながら、それを繰り返し繰り返しやり続けるから。
人間がいいから、他の人が助けてくれるから。

本当にいい人だから、サーフィンのサポートについてくれる人が多くなるから。



なのです。

オリンピック選手もたった一人の力ではあそこまではなれません。いつもやる気を上げてくれるサポーターがいて、肉体面を管理してくれるスポーツトレーナーがいて、食事面を管理するスポーツ栄養士がいて、とたった一人のために非常にたくさんの人がついてサポートしてくれているから出来るのです。

それはサーフィンの世界でもまったく同じことです。



人を大事にせず、人に怒ったり怒鳴ったりしている人からは人が離れていきます。

その、人としての違い、人生の違いがまた、サーフィンにも出てくるんですね。


ただ、いい人になればいいという訳ではなくて、サーフィンも人間性も磨き続ければ、あなたの人生はもっと夢に向かって開かれる。

という意味です。



世の中は人がいるから、サーフィンも何もかも面白い。




私はこれをサーフィンが特に上手くなりたいあなたにおすすめします。
(スケートボードは本当に良いスケートボードを使うことは当たり前の大前提として)


サラリーマンの時は、時間が非常に限られるけれども、安定したお金がある。

その時間を作るために会社を辞めたいと思っているとしても。でも、その前に、そのお金を使って土地を買ったり、場所を借りたりして、そこにランページを作る。

そして平日は毎日サーフィンに行けなくて悔しい想いを、仕事終わりにランページにぶつけやり続ける。


そして、やりたそうな人も入れてあげて一緒に楽しむ。

自分が出来る技術は、自分がたまたまその人よりも先に出来た技術だととらえて全部教えてあげる。

すると、自分がしてあげたことはやがてどこか分からない所から返ってくる。という気持ちでいる。



それを続けていると、思ったよりも海に行けていないのに、いつのまにか周りより上手くなっている・・・


という事が非常にたくさんあります。




「千日の稽古を鍛(たん)とし、万日の稽古を錬(れん)とす」

宮本武蔵


良いサーフトレーニングを楽しみながら鍛錬を積み上げていきましょう。

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アル・メリックサーファー、ライダーを主体にしたサーフィン上達のコツ。サーフィン上達の方法です。


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サーフィンはケンカではない(2016年3月24日)






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