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最新記事【2016年1月31日】

このサーフボードは私がサンセットで使用した9'0のサンセットガン

r-sleigh1.JPG

サイズは、
9'0 × 18-3/4" × 3"

本当は、ダブルリーシュのアルメリックMGの9'0"を使おうかと迷ったのですが、そのMGは厚みが薄くサンセットでしか使えない雰囲気を感じたため、このハワイのシェイパーのR.Sleighを選びました。



サンセットガンと言うのは、
ハワイノースショアのサンセットビーチの波に適した、長さが10ftくらいまでのガン(サーフボード)の事で、ワイメアガンと比べて板が短く薄めのサーフボードがハワイではサンセットガンと言う。

ワイメアガンは10ft以上、11ftなど長くなり、センターよりもノーズの方に幅を持たせたようなアウトラインとなってくる。

r-sleigh2.JPG

このサンセットガンでノースショアのワイメア、サンセット、パイプライン全部を試してみましたが、さすがサンセットガンと言われる通り。

ワイメアには短すぎ、パイプラインには長すぎ、サンセットでちょうどいい。

本当にサンセット用のガンでした。

r-sleigh3.JPG

このサンセットガンで、コンディションはたしかセットで12から15ftくらいじゃなかったでしょうか。

そのコンディションの時のおそらく10ftくらいでしょう、テイクオフしてオフショアの波しぶきで前がまったく見えない状態でしばらくボトムに滑り降りて、バッ!っと目の前が開けた瞬間、ボトムにいるはずが、まだボトムの半分くらいにしか来ていないという状況。かなり長いボトムにそこからさらに降りてからボトムターン。

ところが普段日本で使っているサーフボードよりも長くて厚いので、簡単にレールが入ってくれない。

そして急遽、膝を更に強く深く曲げゆっくりレールを入れてボトムターン。

トップに上がる途中、目の前のリップが巻き始める。

ここでリップから逃げることを考えた。

しかし、どう考えてもこのままリップに向かうと確実にリップに叩かれ、浅いであろうこの波のリップの下にある海底に叩きつけられて余計にまずいことになるかもしれない。

と頭をよぎった瞬間。

ええい!めんどくさい。行ってやれ!!GO!!!

と進路変更。


その瞬間、サンセットのリップが巻き始め目の前に見えるのは出口だけ。

サンセットのチューブの中は地鳴り音。

深すぎる地鳴りのようなゴゴォーーーー!!!

というような音で背筋が寒くなる。

これまでアラモアナ、パイプラインバックドアでさんざん抜けさせてもらったチューブと同じポイントに焦点を合わせ、

ここだ行けっ!!!

という感じで突っ込み、ボッ!!!と抜けてしまう。


その後はテイクオフからの、視界の見えない中の最も長いテイクオフと背筋が凍った轟音サンセットチューブを抜けた事で一気に興奮状態。

1人サンセットで吠えてました(笑)
それを見ていたサーファーみんな讃えてくれましたが。。

しばらくサーフィンしてビーチを上がるとライフガードもグッジョブのサイン。笑顔で迎えてくれました。


そんな体験をさせてくれたサンセットガン。

あなたにもそんな一本のサーフボードがあるはず。

サーフィンを始めた頃のサーフボード、初めて新品で買ったサーフボード。

波が大きすぎて真っ二つに折れたサーフボードなどなど、すべてがサーフボードと共に生きてきた記憶です。

まだサーフィンを始めたばかり、まだまだハワイなんて、、ノースショアだなんて、、、

なんて思っているあなたも、しっかりと本当に良いスケートボードを使い、しっかりと練習をこなせば、いつの間にかハワイノースショアでサーフィンしているでしょう。

いい道具に、小手先ではなくしっかりと踏み込む。

そうすればサンセットガンもいずれあなたの視野に入ってくるでしょう。

アルメリックサーファー・サーフィン上達のコツ

アル・メリックサーファー、ライダーを主体にしたサーフィン上達のコツ。サーフィン上達の方法です。


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更新履歴
サンセットガン R.Sleigh(2016年1月31日)






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