トリップトリップでやっと家に帰ってきたところです。
ほんと帰ってくるとほっとしますね。
また明日から出ることになるのですが・・・
さて、冬になればハワイにサーフトリップに行く人が増えるのですが、サーファーなら誰もが憧れるハワイオアフ島ノースショア。
観光客もハワイノースショアのビッグウェイブを一目見ようとレンタカーでやってきます。
そこで波打ち際に行くと見ているだけでも危険がともなうというノースショア。それについてお話しします。
冬。ハワイノースショアの波のサイズは20FTもある時がよくあります。
呼吸を3分止める事が出来ない普通のサーファーが、
テイクオフしてしまったり、沖に出て逃げられず食らってしまったら、確実に死んでしまう強烈なビッグウェイブ。
そんな時は、砂浜は立ち入り禁止のテープと NO SWIM のプレートが立てられていますが、自己判断で砂浜に近寄ることができます。
(もちろんライフガードが注意して見ています。危険な場合注意されます)
ここで、
例えば観光客やまだ海の怖さを知らない人、サーフィン初心者など、波打ち際に行って遊んでいると、思いもしない波がやってきて、海にさらわれる事があります。
サーフィンを長くやっている人はカレントを見ることができるのですぐ分かりますが、
ワイメア、パイプライン、サンセットの中で、波打ち際の最も危険なのが
ワイメア
よくよく見ていると、
ハワイ特有の、日本の波では想像出来ない大きなウネリがやってきて、
砂浜に立っている自分のところには、膝程度の波が来て、
しかしそこからワイメアは
左右から波が回り込んで胸肩前後の波となって背後から襲いかかり、一気に沖にさらっていきます。
そして、
あのワイメアの大きなショアブレイクで、上下逆さまも分からず、浮くことも出来ず息も出来ず揉みくちゃにされ、
運良くまだ溺れていなくても、次はショアブレイクの向こうにあるカレントがワイメアを左向きに流れ、沖に流されていきます。
パイプラインは2番目に危険
ワイメアほどではないですが、目の前ばかりに注意を取られていると、斜め左後ろからやってくる波が沖に持っていかれます。
そして、少しでも沖に出されると即、右に猛スピードで流されていきます。
サンセットビーチ
ここは、波が大きくてもワイメア、パイプラインと比べるとまだ良い方。
後ろから回り込んでくる波は比較的分かりやすく、立っている場所にもよりますが押し波と引き波は、ほぼ同じ大きさに感じます。
また前からきて後ろに下がるので良い方です。
ただ、やっぱりライフガードの真ん前が1番安全なので、ライフガードの見えるところで遊びましょう。
冬のハワイノースショアに行くんだという人は、
NO SWIM のテープが張られている波打ち際には気をつけてくださいね。
ハワイアンサイズの波なので、そのスケールは想像を超えます。
必ず、まずライフガードに、その日の波の大きさ。
そして、あなたがこれから、その海でしたいことを聞いてみましょう。
ライフガードがいいアドバイスをくれます。
また、ライフガードの言うことは聞いておいた方が良いです。
サーフィン初心者、観光客は気をつけてハワイの素晴らしい時間を楽しんでくださいね!