人生もサーフィンもおもいきりが大事
「安定した職に就いて、安定した給料をもらって、安定した人生をおくるんだよ」
と、親が小さなころから教えるからでしょうか?
最近、極端にリスクを負うことを嫌がるって人が多い気がします。
もし、うまくいかなかったらどうしよう?
もし、違ったらどうしよう?
だからみんなと同じでいいや。
みんながサラリーマンになるから自分もとりあえず就職しよう。
目的もなしに、みんなと同じになろうとする。
自分だけが外れるのが怖いから。
いつも思うのが、
「みんなと同じことをやっていると、みんなと同じ」
という結果です。
みんなと同じようにサーフィンして、みんなと同じようにスケートボードに乗って、みんなと同じように。
その結果、みんなと同じ。
という結果がでます。
結局、
みんなと同じでいいのは、そこまでのサーフィンに対する情熱なので、それはそれでいいのですが、人よりも早く上達したい、人よりも上手くなりたい。
と思うのならば、
みんなと違うことをやらなくてはなりません。
人がこういうトレーニングをしているのなら、自分はもっと工夫したトレーニングでやってみる。
人がこういうサーフボードに乗っているのなら、それの倍の数のサーフボードに乗ってみる。
人が2時間サーフィンなら、自分は6時間サーフィン。
人がリラックスサーフィンなら、自分はたった12分の超集中サーフィン。
人が、こんなスケートボードに乗っているのなら、自分はそれ以外にも乗ってみる。
人が安全ラインのサーフィン人生を生きるなら、自分はぎりぎりラインのサーフィン人生を生きる。
とにかく人よりもやるということ。
それには、やっぱり時間もかかるし、労力もかかる。そしてお金もかかります。当然のことです。
それだけ自分はサーフィンに打ち込んだ。
その証が、あなたのサーフィンとなって出てきます。
そこに、
安全で、リスクがなくて、なんてものはどこにもありません。
サラリーマンは、休日しかやりたいことができないまま、定年退職の65歳まで生きなければいけない。
という人生の最大のリスクを背負っています。
そもそも、波に乗る時に
「安全でリスクがなくて、絶対に転ばない波」
なんてものはどこにもなく、
ワイプアウトして波に巻かれるかもしれない。
という リスクがあるから、サーフィンが面白くてたまらない わけです。
そして、人は最も波に巻かれやすいチューブライディングをやったり、自分のできる大きな波をやったりするわけです。
この世にリスクのないものは存在しない。
あるプロサーファーが言ってましたが、
「人生、サーフィンのためにどれだけのものを投げうってきたのかでサーフィンの上達が決まる」
と言っていました。
まさにその通りだと思います。
人生もサーフィンもおもいきりが大事。
絶対に乗れて絶対こけないという退屈な波にしか乗らないのか、それとも、もっと自分をプッシュしてくれるワクワクどきどき、エキサイトする波に乗るのか?
楽しんでいきましょう。
サーフィンは最高です!!!!