フロントサイドのラウンドハウスカットバック。
通常、カットバックはS字もしくは小さな∞を描くカットバックのことですが、
それに対し
ラウンドハウスカットバック(Roundhouse Cutback)とは、波のトップからボトムまで、上から下まで波の全てを使って大きく周ってやるカットバックのことを言います。
このラウンドハウスカットバックがスムーズに出来るようになれば、さらにレベルアップします。
ラウンドハウスカットバックに適した波は、トップからボトムまで比較的力のある波。
または、
自分が乗っている波が、ずっと向こうの方からも自分に向かって崩れてきている波。
こういう波がやりやすいでしょう。
ラウンドハウスカットバック(フロントサイド)のやり方
まず最初は、
このラウンドハウスカットバックを1つのアクションと考えず、トップからボトムへ降りるアクションと、
ボトムからボトムターンしてトップへ上がりリップするアクション。
この2つに分けて考えて、
まず、
1.カットバックするポジションに移動し、そこからボトムを目指します。
2.ボトムに降りきった時、そこでいったん、力(もしくはレール)を抜き、そこで体制を整えてから、後ろからやってくるリップを目がけボトムターンをします。
3.リップに当てて返します
最初のうちは、このように分けてやると良いでしょう。
ボトムターンに入る位置がいいポジションであればリップに当てやすく、崩れてきている波に近すぎたり離れすぎたりするとやはり難しくなります。
この2アクションに分けたラウンドハウスカットバックが自然と出来るようになり、
それを何度も何度もやって慣れてくると、その区切りをなくしてもスムーズに出来るようになっていきます。
このラウンドハウスカットバック。
ハワイでは、ワイキキビーチでロングボーダーがラウンドハウスカットバックをやっているのがたまに見ることが出来るので、あの長いロングボードでも出来るようです。
ラウンドハウスカットバック。
海でじっくり、心を落ち着けてやってみましょう。
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