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Top > 2014年11月 1日

最新記事【2014年11月 1日】

首振りトラックサーフィン用スケートボード。

もう、これについてはたくさん書いてきましたが、ここでおさらいをしようかと思います。

 

 

カーバー等の首振りトラック。 

誰でも、綺麗に簡単に小さな円を描くことができるから急速に広まったスケートボード。

それがサーフィン用スケートボード、などという宣伝が広がり、今これが売れているよ、と乗せられて購入してしまう人が多い首振りトラックスケートボードです。


いまや、売れるからという理由で色んなメーカーが首振りトラックに手を出しています。

 

 

でも、プロサーファーも言うように、この首振りトラックのスケートボードはかなりの曲者。私もサーフィンの初心者には、このスケートボードはお勧めできません。

 

プロサーファーにこの首振りスケートボードについて言わせると、

もの凄くはっきり言っていましたが(私はここまでハッキリとは言いませんが・・・(苦笑))

「あれはダメだね」

の一言。


質問した人が絶句。

驚いてしまうのも当然。カーバーに代表される首振りトラックのスケートボードが、サーフィンのトレーニングにいいと信じて買って、練習になると思って毎日乗っているのに、

目の前でプロサーファーに、

「あれはダメだよ」

と言われ放心状態。


しばらくは呆然とし、もう一度聞き返し、その理由を聞きました。

 


彼(プロ)は

「足首でレールが簡単に入ってしまうから。サーフィンは足首じゃない。体重移動でレールを入れる」


と一言語りました。

 

その通りです。

私流にもっと分かりやすく首振りトラックの特徴を言うと。

1. 完全に前足に荷重ができなく、後ろ足に体重を乗せて乗る

2. しっかりした踏み込みができない

3. 横振りで進む

4. 足首で簡単に曲がってしまう

 

この中でも特にまずいのが、後ろ足に体重を乗せて横振りで進む。

というところ。

 


そもそも、実際の海でのサーフィンを考えてみれば一目瞭然です。

 


実際のサーフィンは

テイクオフには助走があって、それから上下のアップスで前に進む完全に前足荷重

上下に動いてアップスをする。横振りでは進まない

ボトムターンは非常に強く板を踏みこんで、体を非常に強く倒しこんで体重移動でレールを入れる。

 

 


サーフィンの上級者なら、陸と海で体重移動や乗り方を器用に変えることが出来ても、

 

これからサーフィンの正しい体重移動を体に覚えさせていこうというサーフィン初心者が、こういうスケートボードに乗ってしまうと

1. サーフボードの上に立ったら、後ろ足に体重が乗っているので前に進まない

2. スピードが乗らない

3. アップスができない

4. フラフラしてしまう。すぐに倒れる。

5. とにかく横に振り、なんとか動かそうとジタバタしてしまう

6. 陸と海の感覚がまったく違う。

7. カーバーと同じ感覚で滑ったらサーフィンどころの話じゃない

8.いつまで経っても、ぜんぜん上達しない


まずこうなります。

また、もうすでにこういうスケートボードに乗ってしまって、薄々これに気が付き、実はおかしいんじゃないか?と思いながら乗っている人もかなりいて、やっぱりそういうメッセージがたくさん来ます。

 

 

彼も、ビックリしたかと思いますが、しかし、プロがそれを言うのですからもうちょっと見直した方が良いのかもしれません。 
カーバーに乗っていた人の感想

 

  

広告宣伝で「サーフィン用スケートボード」ってなっているから、これが売れているから、という先入観で考えるのではなく

これって海でのサーフィンと本当に同じ?

と考えてみてください。 

 

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アルメリックサーファー・サーフィン上達のコツ

アル・メリックサーファー、ライダーを主体にしたサーフィン上達のコツ。サーフィン上達の方法です。


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カーバー他・首振りトラックサーフィン用スケートボードについて(2014年11月 1日)






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