台風がやってくる中、サーフィンをやるのは危険。
やめましょう。
台風が過ぎてオフショアの風が吹き出してからが、まだ良いです。
ただし、最も気をつけなければいけないのが
「リーシュコードの点検」
このリーシュコードが切れたせいで、沖に流されたり命を失った人がどれだけ多いか。
もちろんサーフボードに頼ってはいけませんが、それでもサーフボードとつながっていることは大きな助けになります。
リーシュコードは1年も使っていると、つなぎ目の金属の部分が腐食してそこから切れます。リーシュが切れる原因のほとんどがこれ。
次に、リーシュのコードそのものが切れるということは、よほどどこかに傷が入っていない限りなかなか切れません。
それは、リーシュコードを持って強く引っ張ると、キズの具合が分かります。
ハワイノースショアの人は、みんな必ずリーシュコードを強く引っ張って点検し、少しでもキズが入っていたらすぐに買い替え。
リーシュコードの値段が命にも関わってくるからです。
そして、もしサーフボードが折られたり、リーシュコードが切れた場合。これだけは絶対に覚えておいてください。
「絶対に波のないところを岸に向かって泳がない」
ということです。
波のないところはカレント(離岸流)が発生し、いくら岸に向かって泳いでも泳いでも、どんどん沖に持っていかれます。
なので、サーフボードが外れたら、
「必ず!!岸に向かって泳ぐのではなく、波のある方向に向かって泳ぐ」
そしていくら恐くても、その波をくぐりながら耐えていると、やがて波が岸に向かって連れて行ってくれます。
これを完全に覚えて実践しないと、命が危険です。
そもそも自分の力以上の波をやるべきではないですが、一番サーフィンに熱中しているときは自分の限界が分かりにくいもの。
しっかりと
リーシュコードの点検。
そして、
もし、サーフボードを失った場合、どこに向かって泳ぐのかをちゃんと頭に入れてからサーフィンしましょう。