ソチオリンピック スノーボードハーフパイプ凄かったですね。
見事、平野歩夢くんと平岡くんが銀メダル、銅メダルに輝きました。
サーフィンやスケートボードをやっている人は、やっぱり普通の人と違って、色んなところが見えたと思います。
予選の段階から、平野くんと平岡くんのリップの飛び出しが他の選手と違っていました。
他の選手は見ていると、リップで空中に飛び出す時、リップをあまり踏み切らずに飛んで、身体を回して、板は足に固定されているので、それで回すという感じに見えましたが、
ショーンホワイト、平野くん、平岡くんあたりのスノーボードは、
リップを飛び出す瞬間、スケートボードやサーフィンのエアーのように、テールをしっかり押さえ、ボードを引きつけ、ちゃんとボードに重心を乗せたまま空中に飛び出していたように見えました。
また、
他の選手のように、前の腕を身体の中に入れて回そう回そうとするのではなく、自然に後ろの腕で板を自由自在にコントロールしているようにも見えました。
また、圧巻なのが、平岡くんの立て直し能力。
テレビでよく見ると、予選、決勝でどちらもボトムで少しミスをしているように見える部分があるのですが、しかし、そこから技にもっていき、また連続して技にもっていく。
この立て直し能力は本当に凄い。(もしかするとボトムでレールをきっているだけかもしれませんが)
他の選手はみんな小さなミスの後に必ず大きな失敗をして敗れ去っていっていました。
それを立て直して、それを連続の技にもっていけるのは平岡卓くんだけ。
すごい能力です。まるで予測しているかのようです。
次に平野歩夢くん。
もうこの人は、何をとっても凄いですね。完璧に近いものがあります。
そして、ショーンホワイト。
あなたはどう思いましたか?
あれは単なるミスだったのでしょうか?
私が感じたのは、ショーンホワイトは世界一・絶対王者と言われ続け、
その世界一のスノーボーダーらしく、とんでもない技を見せつけて圧倒的に勝って会場を湧かせてやろう。
という、プロ根性で決勝に大博打を打ったように見えました。雰囲気が違いすぎました。
予選1本目で世界一の高さのハイエアーを飛び、とんでもないライディングをして、たしか94.5ポイントのNo.1で予選通過。
予選の2本目で、新しい技の練習でしょうか?何かやっていましたよね。
決勝1本目の時、
勢いよく飛びだし、とんでもないハイエアーと、
まだ人が見たこともないものに挑戦しようとしてたように見えました。
結果、2本目もミスをして負けてしまいましたが、あの予選2本目の練習はなんだったのでしょうか?
とんでもないものを隠し持っていたかもしれません。
もう一度やったらやっぱりショーンホワイトかもしれない。出だしのハイエアーはショーンホワイトが1番高く大きく見え、また全体的にも非常に高い。
しかし結果、この3人じゃない人がゴールドメダル。
続いて2位、3位で平野歩夢くん、平岡卓くん。
理想はショーンホワイトのベストライディング 対 平野くん平岡くんのベストライディングの戦いで見てみたかったものです。
なにはともあれ。
おめでとうですね!!ジャパンスノーボード!
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