このスケートボードを購入された多くの方が、その違いに驚いています。
私が薦める、
『 あなたのサーフィンがしっかりしたサーフィンに変わるスケートボード 』
を購入された方、おめでとうございます。
そのスケートボードは、
とにかく早く、忠実にサーフィンの基本をマスターでき、またレベルがどれだけ上がっても使えるので、一度購入すると一生もののスケートボードです。
付属のDVDを見ながらしっかり乗り込んでください。いつの間にか上達していることが海で実感できるようになります。
さて、どうでしょうか?
もうそのスケートボードに乗りまくっているのが目に浮かびますが、初めて届いた時、こういう風に戸惑っているかと思います。
アップスについて
「うそ?全然前に進まない!!!
カーバーなら簡単に前に進むのに進まない、加速しない!動かない!」
そう感じる人が多いと思います。
しかし、それでいいのです。それが普通です。
本当のサーフボードの上では、パドリングをやって助走をつけてサーフボードに乗ります。
その後、前足荷重で下に降り、そのままレールを入れて伸び上がって加速します。
それがアップスです。
それをそのまんま、そのスケートボードでやってください。慣れてくると1週間もすれば簡単にできるようになります。しばらくすると海でも勝手に出来るようになっています。
今まで、こういうことが海でのサーフィンと比べておかしいと思いませんでしたか???
助走もなしでいきなりスケートボードに、それも後ろ足荷重で立って、後ろ足荷重で、スケートボードを横に振って前に進む。
こんなことはサーフボードの上ではありません。それはアップスではありません。
それではケリースレーターのアップスを見てみましょう。
アップス(波に合わせる様なアップス、トリミング)は一瞬しか使っていませんが、必ず前足荷重になって、上下です。後ろ足荷重で横振りではありません。
ボトムターンでも、けっして手を横にバタバタ振って進んでないのが一目瞭然。ありえません。
私が勧めてるスケートボードは、
・横振りスケボーのように横に振って前に進まないように、ちゃんとしたアップスだけしか出来ないようになっています。ちゃんとしたアップスが出来なければ前に進まない上に加速もしません。
それは海とまったく同じです。
・また後ろ足もガニ股にできない様に強制的に内側に絞られるようにできています。
ボトムターンについて
ボトムターンも海で、横振りスケボーのように後ろ足荷重で前足を横に振ってターンするのでしょうか?
それを海でやってボトムターンできましたか?
いきなり身体をひねってレールが入りましたか?
単なる気分転換やイメージするためだけならいいかもしれないけれども、サーフボードを押さえる足の感覚。海でのサーフボードの押さえ方やバランス、ターンに入る前から後までの感覚を手に入れるためには合わないのです。
足の感覚がまったく違うのです。
あのアルメリックのライダーのロブマチャドや、トムキャロルも言っているように
「 サーフィンは足の感覚が重要 」
どの感覚でボトムターンに入り、抜けていくか。
やればやるほど微妙なもの。ちょっとした違いで大きな違いが出ます。
ざっくばらんに、横に振れば勝手にレールが入って曲がりますとか、そういう感覚ではありません。
もっとシンプルなサーフィンの基本に戻りましょう。
・ サーフボードはレールを入れて曲がる。
・ レールは、横に振って入らない。
・ レールは、ボードをしっかり踏み込んで入れる。
それだけのことです。
それが出来ないのが横振りスケボー。売れているから良いわけではありません。
最も大事なのは海でそれができるかどうかということなのです。
サーフィン初心者は、何が良いのかさっぱり分からない人ばかりなので実際のサーフボードと色んなスケボーの違いが分からないのが難点です。
私が薦めているスケートボードを手に入れた人は、
・ サーフィンの基本すべてをマスターするまで、横振りトラックのスケボーは乗らないようにした方がいいでしょう。サーフィンの基本をマスターする目的で乗るものではありません。逆におかしくなります。
・ あと付属のDVDがあると思いますが、そのDVDにはこのブログでも書いていない詳細な体の使い方やポイントを教えてくれていますので、そのままやってみてください。
その中で、迷いや分からないことが出てきたら、またメッセージくださいね。