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Top > 2013年4月 9日

最新記事【2013年4月 9日】

サーフィンをやっていると、気に入らないサーフボードを改造したくなります。 


というのも、私がまだサーフィンを始めたころ、

5'10くらいの、もうボロボロのハワイのデニスパングのエアリアル用のサーフボードらしきものを手に入れました。

フィンは折れたのを修理してあり、あちこち適当な修理で、もうボコボコなものを。


ノーズが分厚くテール幅が非常に広い割には、非常に薄い。

 

サーフィンを始めたばかりの私にはとても難しく、普通のサーフボードなら簡単にテイクオフできるものも、そのサーフボードでは、テイクオフさえも出来ませんでした。

前に滑っていかない、前に乗りすぎるとテイクオフパーリング、の繰り返し。

 

 


なんとか1本立っても、それはまだサーフィンのフォームも知らず、感覚だけでやっていたので、前を踏み過ぎれば突っ込んで、など、ハチャメチャ。

 

また、元々水を大量に吸っている、ただでさえバランスの悪いサーフボードにサーフィンの基本も知らないで乗ったのですからサーフボードに振り回されっぱなしでした。

 

頭オーバーのグリグリのチューブ波で乗ろうとしていたことも、うまくテイクオフできなかった1つの原因です。

 



そして、それからしばらく置いておいて、、、、

すると、、、

このノーズの厚さがあまりにもアンバランスなんだよね、、、

 


と思ってしまい改造したい衝動が、、、

とうとう、、、、

 

 


そう、デッキに、センター付近からカッターを入れ、バリバリとラミネートを剥がしていきました。


するとフォームもくっついてきて剥がれたフォームの方はガタガタ。

そしてそれを削っていって、ちょうどいい厚さに。

 

 


次にラミネート。

元あるラミネートの上にクロスを重ねた部分に空気が入り。

それも、まあいいか。

と適当に。


出来上がったのは、それなりに厚みのバランスがとれたサーフボードでした。

 


 

で、海でトライ。


結局、やっぱりそのおかしなサーフボードはあまり変わらず、、、、

最終的には、バラバラにしてフィンだけ残して捨てました、、、、、

 

 


今考えれば、非常にもったいないことをしたな。

と思います。


というのも、この時のデニスパングのエアリアルサーフボード。

どうやら1970から80年代のサーフボード。


 

今、それを置いておけば、適当に修理していた部分をちゃんとした修理に変え、今なら乗れたと思うのです。

あのサーフボードに乗ることができたのなら、また面白い乗り味を体験できたと思のです。


幅の狭いスタンス幅。

そして、しっかりした前足荷重。

波のパワーを広いテール幅で受けた感覚。

レールの入り方と抜け方。


1970から80年代のサーフィンを体験できる非常に良い機会を、自らの手で離してしまいました。

今でもこれが心残りです。


私のこういう失敗経験があるので、

やはりサーフボードの改造はお薦めしません。

 


非常に面白いサーフボードでした。

今、あのサーフボードに乗りたい。


あれに似たサーフボードは、まだあれから1度もお目にかかっていません、、、、

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アル・メリックサーファー、ライダーを主体にしたサーフィン上達のコツ。サーフィン上達の方法です。


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更新履歴
サーフボードの改造はお薦めできない(2013年4月 9日)






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