このページでは、ウェットスーツの安物と高物の違いについてです。
これは私の感想なので参考までです。
毎日サーフィンする場合のフルスーツで考えてみます。
●ウェットスーツの高い物
・既製品で価格6万円からオーダーで10万円近く。
ロックホッパーオーダー品 ・耐久力が約5年。若干大きめのを選ぶと6、7年くらいもつ。
・縫い目からの水の侵入
だいたい3年後あたりからウェットスーツの縫い目当たりからの水の侵入があります。
5年も経つと水が入りやすい。
・ウェットスーツの縮み具合
約2年後あたりからウェットスーツの縮みを感じ始め、MサイズのウェットスーツがMSサイズとは行かなくても、若干縮む。
・ウェット生地の弾力性
約2年くらいで少し弾力性がなくなってきている気がし始め、3年から5年経つとやはり生地の弾力性はなくなり少し薄くなっているが、さほど薄くはならない。
結論)
若干大きめで、縮んだ時にちょうどいいと思われる大きさを選び、そして縫い目の水の浸入さえ防げれば、長く着られると思うが、ウェットボンド等でこまめに縫い目に入れても、やはり水の浸入は防げない。
●ウェットスーツ中間クラスの場合
・価格3万円前後から6万円まで
リップカールウェットスーツ
・耐久力、約3年から5年
・水の侵入、約2年後から始まる。
・3年たてばスースー水が入る。
・ウェットスーツの縮み具合
高い物と同じ程度の縮みを感じる。
・ウェット生地の弾力性も高い物と同じ程度の期間で弾力性はなくなり始める。
5年経つと、ウェットの生地は薄くなる。
→ RIPCURL リップカールフルスーツ男性用(5×3ミリGBSタイプ)
→ RIPCURL リップカールフルスーツ女性用(4×3ミリ GBSタイプ)
結論)
高いウェットスーツの約半分の価格で買えるものなので、例えば3年に1枚と考えると新しいものが着れるのでいいかもしれない。
●ウェットスーツ安物の場合
・価格1万円から2万円
(このフルスーツはクレジットカード発行で貰った5000pを使って残金5000円を支払って購入したものです)
・水の侵入、約1シーズン中に始まる。
2年目はすでにジップファスナー下部や股下からスースー。
縫目が弱く、ジップファスナー下部は手を抜いてないか?
と思うほど。
・耐久力、水の侵入、縮み具合、ジップファスナーの修理を考えなければ同じく3年から5年ですが、
ジップファスナーがもし自分で治せるような構造になっていない場合、使い物にならなくなる。
腐食が早い。
・ジップファスナー、1シーズンで腐食、壊れた。
・縮み具合、1シーズンでL寸がM寸になるほと縮む。
超安物は縮み具合が激しい。
・ウェット生地の柔らかさ。
1シーズン中に生地の弾力性はなくなり寒くなる。
結論)
正直、かなり弱すぎ。使えないことはないがスペア程度にした方が無難。 たった1年でジップが腐食して飛んだ時は困った。
【総合した感想】
・スペアには超安物で良いかもしれませんが、水洗いとファスナーへのCRC556などの防サビスプレーや油差しは入念に。
サーフィンした毎にやるべき。メインで使うのはやめておいた方が無難。
・高い物と中間ウェットスーツを比べると、高い物の方がやはり耐久力はあるかと思うが、
やはり課題は縮みと水の浸入。縮みは大きいものを選ぶことで解消できるが、水の浸入は3年から5年経つと厳しくなる。
・価格が2倍違っても、使用期間はさほど変わりなかった。むしろ、2倍も違うのなら中間層2枚の方が良いかもしれない。
その中でも、極寒冷地に使うサーフィンブーツなど保温性にとても定評のあるFCS。
FCSのウェットスーツ、これは良さそうです。