アルメリックのラミネートは、昔からボブハーカンセン(BOB HAAKENSON)という人(社長)がやっています。
「BOB HAAKENSON FIBERGLASS INC.」
サーフボードを3本並べた、このバドミントンの羽根のようなマークが、ボブハーカンセン社のシンボル。 そのボブハーカンセンから見たアルメリックについてですが、こういう事が言われています。
「アルメリックは、どちらかというと内にこもるタイプで、よくしゃべるタイプではなく物静かなタイプ。いつも何を考えているのか分からない人で、物事に集中した時のその集中力は昔からとにかく半端じゃないほど凄かった。
そのため何かに没頭した時のやることはすさまじく、どんな些細なことも記録にとめ、サーファーそれぞれのデーターを、どのボードがそのサーファーにうまく機能したかなど、
非常に細かいデーターがぎっしりファイルされている。
それが過去アルメリックがボード削り始めた時からデータがあるため、
かなりレトロなサーフボードを造り出すにしても、そのデータをもとに作り出すので、どんなサーフボードもうまく作ってくれる理由も、この膨大なデーターにある。
そうやって、すべての膨大なデーターがアルメリックの元にあって、そして彼の尋常じゃない集中力。それが世界ナンバーワンたる理由である。」
とアルメリックについてボブハーカンセンが語っていますが、これを聞くとアルメリックとトムカレンは、とても共通する部分があって、
アルメリックの内にこもる静かなタイプ。
と
トムカレンもまた、内にこもるその静かなタイプ。
そして2人とも、物事に没頭した時のそのとてつもない集中力。
が、とてもよく似ているのかもしれません。
総じて、やはりケリースレーターなど世界チャンピオンになるような人に共通しているのは、そのずば抜けた、集中したい時にとてつもなく集中できる集中力というのが。
世界一の感性なのかもしれません。
すべてをそこに注ぎ込む能力。
「自分を100%信じきる能力をアルメリックは、アルメリックのライダー達に教え込む」
と言います。
クリスチャンであるアルメリックの信仰心、そして、アルメリックの
「自分をとことん信じる」
という信仰心。そして膨大なデーターと集中力。
それがアルメリックを世界一にしている理由なのかもしれません。