前に乗りすぎるとパーリングする。
と思っている人がいるのですが、テイクオフでは前足に乗りすぎてパーリングというのはまず考えにくいです。
●テイクオフ時に前に乗りすぎてパーリングというのは、それは、テイクオフが遅れ足元が掘れてしまった状態。
要は、パドリングの寝そべる位置が後ろすぎるとか、パドリングが波に負けているとか、斜めにテイクオフせず、真っ直ぐテイクオフしようとしているとか、
原因はそこです。
ボードチョイスが波に合っていてパーリングする場合は、ボトムに降りる瞬間にレールを入れて横に抜けるようにすることです。
そうするとパーリングが防げます。
(というより、こうしないとすべてパーリングします)
ただ、波に対して板が長すぎて、しかもテイクオフ後、急に掘れ上がる、ボトムに着いた時にレールを入れてるのにパーリングしてしまう。
ということはありますが、
これはサーフボードのチョイスミス。
こういう場合、テイクオフは難しくなりますが、短いサーフボードをチョイスするべきでしょう。
●ボトムターンの時に、前に乗りすぎるとレールが引っかかり失速することがあっても、パーリングはありません。
これをパーリングするならば、前足が前にずれてさらに踏み込みまくっている可能性があります。
レールを入れる部分を意識するといいですね。
●リップ後に前足に乗りすぎるとパーリング
視線が足元を見ているとか、体の軸が大きく前にブレた状態だったり、上から叩きつけるようなフィニッシュにしてしまった場合、ありえます。
ですので、進行方向を変えたり、レールを入れたり、サーフボードのチョイスや、視線や、足の位置など、要注意してみるといいでしょう。