アルメリックのライダーと言えば、トムカレン、ケリースレーター、テイラーノックス、ロブマチャド。
というところが有名どころですが、
ショーントムソン。
ショーントムソンはアフリカジェフリーズベイで有名ワールドチャンピオン。
そのショーントムソンもアルメリックを進化させた1人です。
ショーントムソンは、1977年にワールドタイトルを獲得後、かねてから、
「いいサーフボードを作る」
と噂になっていたアルメリックにコンタクトをとり1978年に初めてアルメリックに出会うことになる。
そしてアルメリックと契約を結び、ショーントムソンのホームグラウンド、アフリカのジェフリーズベイからサンタバーバラに移り住み、
コンテストに参加しつつ、アルメリックと共にアルメリックサーフボードの進化を共に築きあげていきました。
この時に、アルメリックトライフィンが誕生し、それは革命的でカリフォルニアのサーフポイント・リンコンでは、そういうサーフボードをまだ誰も使っていなかった時代。
この時代のアルメリックを進化させてきたのが、ショーントムソンなのです。
ショーントムソンのサーフィンは、ジェフリーズベイの大きな波を楽々とマニューバ、チューブライディングを繰り返すダイナミックなサーフィン。
トップからボトムに降りるときに、ゆらゆらと揺れながら降りるのも、その時代のショーントムソンでした。
ショーントムソンとアルメリック。
昔のサーフィンは、ローカル色が今よりもはるかに激しく、さらに道具がどんどん進化した時代。
「シングルフィン → ツインフィン → トライフィン」
というように時代が、高スペックに進んでいきました。
そのシングルフィンの時代、サーフィンをやってきた人はレールの使い方が上手く、レールでサーフィンをすることができる。
シングルフィンのサーフボードを乗ると、レールを入れるのが上手になり、レールトゥーレールのサーフィンがマスターでき、サーフィンが上達する。
と言われるのが、これです。
サーフィンはやはり基本は上達の近道ですね。
大きな土台の上にビル(プロフェッショナルのサーフィン)が建つのと同じです。