サーフィンでプロサーファーになるには、例えば五十嵐カノア君のように、とにかく小さな頃からサーフィンをやっておくべきです。
まずはそれが一番大事なんじゃないかなと思います。
前にも書いた通り、例えば3歳の頃からサーフィン始めたとして、13歳中学校1年生になった時、すでにサーフィン歴10年ですから、
もう、一般の人のスタート地点からサーフィン歴10年なんですよ。
五十嵐カノア君のように小さな頃からサーフィンをすれば、そこからスタートができるわけです。
それってやっぱり、もうその時点でハンデが凄くあります。
とにかくプロの世界はどの世界であっても、限界を突き詰めるものなので、
プロになる限界と言えば、もう生まれた時からサーフィンやってる。
その上で、サーフィンが心から好きで、努力が積み重なってきて、そしてプロサーファーに囲まれているという良い環境があって、
そういう人がプロの頂点に立ってくるわけです。
両親がプロサーファーだとか。
五十嵐カノア君の凄いところは、そのご両親。
カノア君をプロサーファーとして育てるために、両親揃ってカリフォルニアに移住したと言います。
それはもう、両親の想いと行動からしてレベルが違いすぎます。
今まで幸い日本は、ハワイやカリフォルニア、オーストラリアなど海外と違って、
生まれた頃からサーフィンをやっているっていうのは今までは割と少なかったですから、まだまだ可能性はあるのですが、
やっぱり、これからの時代、生まれた頃からサーフィンをやっている人は、かなり増えてきていますので、
「今は、そういう時代なので、とにかく早くサーフィンを始めるということが最重要課題です」
そしてもう、小さな頃からサーフィンのに出会ってない人は、
今からでもプロサーファーになりたいのであれば、その条件を徹底的に揃えていくべきです。
例えばスケートボードも持ってないような人は、そんなもの手に入れるのは常識。
当たり前のことです。
まだ、そんなところにいるようじゃ、まだまだ先は遠すぎるってことです。
「出遅れた人がやるべきことは、お金と時間と労力の全てを使ってプロサーファーになるための条件を、徹底的に揃えていく」
それしかありません。
プロサーファーに会いに行く。
プロサーファーと友達になる。
プロサーファーと一緒にサーフィンし続ける。
プロサーファーのスキルを学ぶ。
それしかありません。
中にはいきなり海外に移住しちゃう人っていうのもいますけども、
これは凄く問題で、サーフィンの基本というのが、例えばフォームにしてもなんでも、体の使い方とかそういうのが全くなってない状態で行っても、
結局、大きな波には乗れるけども基本がなっていないので、技ができないとか、ガニ股で乗ってる人。
それで乗った気になって帰ってくる。
そういうサーファーなってしまって、結局、目的から離れちゃう。
という人もたくさんいました。
ですので、やはり私が最短だなと思うのは、プロサーファーと友達になって一緒にサーフィンしたり、家にランページを作って、毎日やりまくってたり、
お金も時間も労力、努力すべてサーフィンに注ぎ込む。
やれることは全部やる。それも朝から晩まで。
もちろん体の保護も全部。
その上で、天に任せる。
それしかないでしょう。
やはりプロサーファーになれる環境を作ること。
そこからどんどんやるべきでしょう。
考えられることは全部やるべき。
食事制限から何から何まで。
そして人の力をもっと借りるべき。1人では何もできません。
トレーナーをつけることです。
「そのためには本人が本気でなくてはなりません」
その、いつまでたっても尽きない情熱の果てに、プロサーファーというのがあると思った方がいいでしょう。
そしてとにかくサーフィンが好きで好きでたまらない。
どれだけハードなサーフィンやトレーニングもコンテストも、笑ってやってのける実力。
私は、あなたのレベルアップをとても楽しみにしています。
追伸)私が3歳の甥にスケボーから教えているのは、やっぱり中学1年生になった時に、サーフィン歴10年にしたいからです。
そして、その時にサーフィンが好きかどうか、彼の可能性を見たいと思っているからです。
そう、この世の中は、どうしても能力のある人間が1番得をする世界。
そしてサーフィンは、サーフィンだけでなく英語、その他 いろんな大きなメリットがあります。
子供には、とにかく出来る限り、可能性を伸ばしてあげたい。それも遊びながら。
というこだわりです。
たった1つの能力があればいい。
たった1つの能力を持っている人間は、その他何をやらせても、そのレベルで出来る。
子供の才能。
親はあれこれ口出しせずに、何も言わないで、じっと見ているだけで子供は自由に大きく伸びる。
私には子供はいませんが、甥には大きなものを手に入れてほしい。
そう思います。
あなたも、もっとサーフィンを真剣にのめり込んで、もっと大きなものを手に入れることが出来ますように。