このアルメリックは、テイラーノックスが前にかなり多用していたアルメリックモデルのトライプレーンハルで、現在は生産されていないモデルです。
TRI PLANE HULL(デッキ面)
このトライプレーンハルは、アルメリック本人のハンドシェイプのため非常に軽く、非常に調子が良い最高のアルメリックです。
デッキ面には、ロブマチャドやカラニロブのスポンサーでもあった、「ハーレー」のステッカーが貼ってあります。ハーレーは、いまやウェットスーツまで出ているサーフィンメーカー。なかなかオシャレなブランドです。
TRI PLANE HULL(ボトム面)
このトリプレーンハルのコンケーブもかなり深めのシングルコンケーブがノーズ付近から始まって、シングルダブルコンケーブ。そしてダブルコンケーブVボトムへと抜けていきます。
ボトム部分にもハーレーのステッカーが貼ってあります。
TRI PLANE HULL(テール)
このトライプレーンハルはラウンドテール。ロブマチャドのイーグルウィングほどは丸くなく、オーソドックスなラウンドテールです。
また、このトライプレーンハルには、デッキパッチにケリースレーターのK-GRIPを、アルメリックのディケールの色に合うようにブルーのものを使いました。
TRI PLANE HULL(フィン部分)
このトライプレーンハルは、フィンコンではなくフィンオンで、直接サーフボードにアルメリックフィンを立てています。
テイラーノックスのアルメリックは、フライヤー1、フライヤー2が有名ですが、このトライプレーンハルもテイラーノックスが多用していた、めちゃくちゃに調子の良いアルメリックで、今はもう作られていませんが、非常に人気のあったアルメリックモデルです。
また、私のトライプレーンハルは、アルメリック本人のハンドシェイプで、かなり軽いですから、めちゃくちゃに調子が良いというのもあります。
「スピードが、とんでもなく速く、またレールが非常に入りやすく、ボトムターンなどターンが物凄くやりやすい。
そしてリップもテールが一気に抜けるようなリップになり、最高に調子が良い」
これがトライプレーンハルです。
私個人的には、フライヤー1やフライヤー2よりも、このトライプレーンハルが、かなりのお気に入りで、フライヤーよりも非常に乗りやすいアルメリックです。
こうやってテイラーノックスのアルメリックは進化してきました。
テイラーノックスのアルメリックはロッカーが、ケリースレーターやロブマチャドよりも緩めが好みのようで、それによってテイラーノックスのあのスピードとレールを抜かないドライブサーフィンが保たれているのかもしれません。