アルメリックMXは、アルメリックサーフボード中の1番根本にある、アルメリックの基礎。ベーシックにあるサーフボードが、アルメリックTHE MXです。
アルメリックサーフボードの根本にあるこのMXですから、テイクオフは速く、ロッカーは緩めで、そしてどんな人でも乗れるようなサーフボードになっています。
「ターンもしやすい、リップもしやすい。全て平均的に乗りやすいのが、The MX」
アウトラインといい、ロッカーといい、見た目の雰囲気といい、
もう本当にオーソドックス。
本当にシンプルでカリフォルニアそのものの、そのシンプルを追求したサーフボードが、このThe MXと言っても良いかもしれません。
本当にシンプルでオーソドックスなアルメリックです。
私のThe MXです。アルメリック本人のハンドシェイプを使用しています。
The MX(デッキ面)見事なフォルム。アルメリックのサーフボードはどれもクオリティーが非常に高い。
ただ、テイクオフが速いといっても、アルメリックの中で比べると、
K-BOARDや、K-SMALL、MTFなど、このThe MXよりも、もっと速いサーフボードがたくさんあります。
MXはどちからと言うと、アルメリックの中ではテイクオフは、少し遅いかもしれません。
K-BOARDやSEMI PROなど、やはりケリースレーターの乗っているアルメリックの方が速いです。
The MX(ボトム面) ロッカーは緩めで薄いシングルコンケーブからフロントフィン手前から非常に深いシングルコンケーブに変化し、また薄いシングルコンケーブでテールに抜けていく、これもまた非常に美しいアルメリックフォルム。
しかし、
「テイクオフして、一旦スピードが出始めたら止まらないのが、このThe MX」
これは凄いものがあります。
ですので、基本的に私は、MXは本人が乗りたいと思う人意外、あまりお勧めではなくて、
やっぱり、ケリースレーターのK-BOARDや SEMI PRO、ロブマチャドのモーターボート、コナーコフィンのフレッドラブル、The MTFがいいでしょう。
The MX(テール部分) アルメリックThe MXのスカッシュテール。デッキパッドにはスティッキーバンプスを使用しました。
The MX(フィン部分) アルメリックThe MXのフィン部分です。このMXはハンドシェイプのためフィンオンになっています。
サーフボードは、ウクレレやギターなどと同じで、自分が気に入ったサーフボードに乗るのが1番で、
そのサーフボードのパフォーマンス引き出せるからこそ、その人がそのサーフボードに惹かれている。
という部分があります。
やはり、その人が乗りたいものが、その人に1番合っています。あなたの好みというものを、1番大事にした方がいいでしょう。
ただ私の感覚では、MXよりも上に述べたモデルの方が明らかに速いので、そちらをお勧めします。
Al Merrick The MX-J 5'10×18 1/8×2 1/8