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最新記事【2011年10月27日】

アルメリックMBG

このページは、アルメリックMBGについてです。
 

MBGとは

「MERRICK BIG GUN」

の略で、アルメリックの超ビッグウェイブ用サーフボードです。

ワイメアベイや、マーベリックス、トドスサントスなど、超ビッグウェイブの起こるところ使うアルメリックサーフボードがMBGです。

 

 

私も、ワイメアで入ったことが何度もありますが、とにかくとんでもない波の大きさ。

「ワイメアの波は、まさに怪物」

という名前がふさわしいほど大きく、死のうと思えば簡単に死ぬことが出来る。

ワイプアウトすれば、すぐ終わり。

 

と感じ、あまりにも大きすぎて笑ってしまい、もう笑いが止まりませんでした。

 

そしてワイメアベイの波は、セットが来れば、3発 4発と連続で来るので、パドルがかなり大変。

「巻き込まれたら死ぬ」

だから、どれだけ腕が重かろうが、おもいっきり沖に漕がなければいけない、


呼吸はハアハア、息が乱れまくっていると同時に心臓も、不安と恐怖と過運動が入り混じり、どうなることかとバクバクしている。

 

 

そういう状態が続くと思考がおかしくなってきて、

「沖に出るよりも、横に漕いだほうがいいのではないか?などというおかしな考え」


その場で、とんでもない思考が出てきて、自分を迷わせたりします。これで横に漕いだら一環の終わりです。

 

そして後ろを見ると誰もいない。

そう、自分が一番最後で、沖に向かってパドリングしているわけですから、1番、波にやられる可能性が高い。

 
それが、3回、4回と連続で続くのですから、もう大変なんてもんじゃない。

 

本気のワイメアを滑る事が出来る人は、やはり少ない

そういう、普通のサーフボードでは、人間のパドリングではなかなか追いつかない大きな波で使うのがアルメリックMBGです。

 

 

ですから、厚みも ぶ厚く、長さも長く。

「テイクオフは恐ろしく速く、持っただけで恐怖と、運命が乗っかってくるような身震いするようなサーフボード」

それがアルメリックMBGです。

 


ですから、このMBGを日本では持っている人は、なかなかいないのではないでしょうか?

各県のビッグウェイバー達なら持っていてもおかしくないかもしれないでしょうが、やはり日本でも、10人もいないのではないか?

そう思う、アルメリックビッグウェイブガン(MBG)です。

 


サンタバーバラのアルメリックのお店にはたくさん並んでいましたが、MBGのアウトラインは、非常に力強く、非常にシャープで、強烈。

おそらく誰が見ても、ビックリするでしょう。

 

 


あのテイラーノックスが、ビッグウェイブで優勝し全世界を驚愕させたシーンが有名ですが、あの時に使っていたのが、このMBG。

 
とてつもなく恐ろしい、とんでもないアルメリックです。サーフィンに人生と命をかけている人、ワイメアを本気でこなす人は、持っていても良いでしょう。

 

MBGのテイクオフは、恐ろしく速いでしょう。持つとかなり重いです。またストリンガーも太く、折れにくく、3ストリンガーのMBGもあったり、2リーシュカップのMBGやMGがあったりと、多種多様です。

 

ですが、ワイメアの波は親指くらいある太いストリンガーをも軽く折っていきます。

ワイメアでワイプアウトし、ワイメアの波の面を転げ落ち首の骨を骨折し、首から下が一生動かなくなったサーファーさえいます。

 

 

ハワイワイメアにある、マークフーが建てたと言われているルームシェアの宿で、私と一緒に滞在していたカリフォルニアの有名なサーフィンカメラマン。


「ローレンス・ベック」

 
彼は、マーベリックスで、マークフーが亡くなるちょうどその時に現場にいて、マークフーを撮っていたのが彼です。

もう日本人でも、誰もが見たことのある写真を撮っているカメラマンがローレンス・べック。 

 

「マーベリックス」

 

私も行ってみたいと言うと、彼は無言で、静かに首を横に振っていました。


 

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MBG(2011年10月27日)






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