カラニロブは、ハワイ出身。
上の写真は、ハレイワのカラニロブのお母さんのサーフショップにて、カラニロブのお母さんリンダ・ロブに直接話を聞くと。
「カラニロブは、サーフィンを初めて始めた時から、いきなり立つ事が出来て、そして、大人がびっくりするような波にいきなり乗っていた。」
と聞きました。
それも、
「ジェットスキーで乗っている波に、平気でパドリングで乗っていた。」
と聞かされ、
本当???と驚きながらも、カラニロブならあり得る。と思ってしまうほどカラニは凄い。
カラニロブが、このお母さんのサーフショップで座っている姿を見ましたが、とんでもない身体つきでサーフィンやトレーニングの激しさが体から、とんでもないオーラとして滲み出ていました。
とても近寄りがたくて、声をかけるのもためらったほど。それはもう、凄い肉体です。
「カラニ・ロブが、なぜいきなりサーフィンが出来たのか?」
それはやはりスケートボードを、サーフィンを始める前から乗りまくっていたそうです。
日本の糟谷修二プロも、最短でプロサーファーになった男。と有名でしたが、糟谷プロも、昔からスケートボードのチャンピオンだったそうです。
いかにスケートボードが大事かということが、この事実からよく分かります。
中に
「ケリースレーターもスケートボードするのですか?」
と聞く人がいますが、
「ケリースレーターもスケートボードがかなり上手いです。ランページでのリップスライドを普通にやります」
それはスケートボードをやり込んでいないと出来ない事。それをケリースレーターは、普通に出来ます。
それとは対照的に、トムキャロルは、スケートボードをしないらしく、ランページで転げまくっていましたから面白いですね。とはいえ、トムキャロルも世界チャンピオンですから、コツを覚えたら、一気に出来るのでしょうが。
カラニ・ロブ
1977年2月2日生まれ
ハワイオアフ島ノースショアに生まれ、ノースショアで育つ。
アルメリックのWCTサーファーで、グーフィーフッターの彼は、動きが非常にクイックで、非常にスピードの速いサーフィン。
まるでマシンガンのようにリップを攻めて攻めて攻めまくるサーフィン。
非常に速いサーフィンが特徴で、彼のアルメリックは、kid quick(キッドクイック)というモデルで非常に有名です。
また、日本の波に非常に合うということで、アルメリックに乗っているサーファーの間で、爆発的に売れたモデルがこのキッドクイックです。
日本では、このキッドクイックという名前が有名ですが、
海外アメリカでは、
「実はキッドクイックはMBMなのだ。MBMを日本に持っていって、キッドクイックという名前が付いたんだ」
という話もあります。
その証拠に、日本でキッドクイック全盛時代に、アメリカ本国で凄く良いと非常に評判になり、さかんに売られていたMBM。
アメリカではキッドクイックというモデルはなかった。
アメリカでは、キッドクイックと言えばMBMの事だった。との事を、私はアメリカのサーフィン関係者から聞きました。
そして、MBMは、カラニ・ロブ、ボビー・マルチネスが、非常によく乗っていた。
MBMは、まさにキッドクイックそのもので、レールも特にフルボキシーでもなく、とにかくレールの切り替えし、波を切るようにサーフィンするのに良く
クイックなターン、クイックな動き、素早さ。そしてとにかく乗りやすい。
それが、キッドクイックが日本人のサーフィンに大受けしたのでしょう。
しっかりしたボトムターンからリップアクションするにはケリースレーターのK-BOARDがお薦めですが、
とにかく素早いサーフィンをしたければ、このキッドクイックがベストでしょう。とても素晴らしいボードです。
リンダ・ロブが持っているのは、私が購入したアルメリックで、アルメリック本人が、カラニ・ロブに向けて削ったアルメリックハンドシェイプのKid Quickです。
さあ、あなたもサーフィンライフ楽しんでいきましょう。