今日は私が考えるフロントボトムターンのコツについて、お話しします。
ボトムターンとは、サーフィンの要中の要。最も大事な技術です。
パドリングに対してもそうですが、このボトムターンは、もう追求し出したらキリがないほど遠くにあって、
「ボトムターンは永遠の課題」
と、言われるほど、奥が深すぎて日本のプロサーファーでさえ、まだまだもっと向こうに私達が知らない技術や感覚がある。
というのが、この世界です。
ですので、これが正解。などというものはなく、
人それぞれに合った、1番やりやすい感覚。というものがあるはずです。
そう考えた上で、ボトムターンのコツについてお話しします。
ボトムターンは、簡単にやろうと思えば、ただボトムで曲がればそれで良いのですが、しかし、追求し出すとそう簡単ではなく、一口では説明できないのですが、
●フロントのボトムターンのコツ1(レギュラーフッターの場合)
椎間板ヘルニアなど腰の悪くない人は、
「リップを見て、両膝を曲げる」
たったこれだけで、凄く良いボトムターンが出来ます。
1.テイクオフして基本フォームのまま、ボトムに降りていきます。
2.ボトムに降りると、頭上にリップが見えます。波が小さい場合も体の正面にリップがあります。
3.行きたい場所、当てたい場所をじーっと見て
4.両膝を曲げてしゃがみます。
両膝を曲げてしゃがむと、爪先側のレールが自然に入ってきます。
慣れてくると同時に体も前に傾けるようになり、水面スレスレの位置に顔が来たり、手が水面に触れる状態になってきます。
両膝を曲げてしゃがむこと。
これが1番簡単なフロントボトムターンのコツです。
しかし、このボトムターンのやり方は、非常に簡単だけれども腰への負担が大きく、腰のことを気遣ってあげず、このボトムターンをやり続け、陸上でもスケートボードでもこのボトムターンをやり続け、
トレーニングやストレッチングをやり続けると、いずれ、椎間板ヘルニアを起こす可能性が高いボトムターンだと言えます。
腰への負担が大きいので、それを考えた上で、体の反応を見てみるといいでしょう。
しかし、このボトムターンの良いところは、
「両腕が非常に自由なため、トップアクションがしやすい。リップがやりやすい」
という利点があります。
どちらちせよ、たったこれだけで、いいボトムターンが出来ますから試してみてください。
次のページで腰痛になりにくいフロントボトムターンのお話しをします。
そこから先は、自身でどんどん追求していきましょう。
まだまだまだまだはるか遠くまでボトムターンの技術はあるでしょう。
ケリースレーターのボトムターン分析DVD、これを手に入れると更に深いボトムターンを手に入れることが出来ます。
>>STYLE MODEL(スタイルモデル)vol.1 BOTTOM TURN 世界最高のスタイルマスター達のボトムターンにフォーカス!/サーフィンDVD
次、フロントボトムターンのコツ2。