サイト内検索 powered by Google

Top > 2011年3月29日

最新記事【2011年3月29日】



こんにちは。

 

今日、ミクシイニュースを見ていると


サーフィン界で自粛解禁の動きが出てきている


というニュースがありました。

 


これに対して、私の見解を述べます。

 

あなたには、あなたの考え方があります。


あなたの人生は、あなたが決めるものです。

 

それを前提に、お話しします。

 

 


基本的に人の命というのは、自分自身が決めます。


それは


健康上の問題であったり、

経済上の問題であったり

精神上の問題であったり

 

それはすべてあなた自分自身が決めます。

 


しかし、あの津波の映像を見たサーファーなら


誰もがみんなこれを考えたと思います。

 

  「あのはるか沖、とてもじゃないけどパドリングでたどり着けない

はるか沖で崩れるスープ。


あの超巨大スープをドルフィンスルーが出来るのだろうか?」

 


これを考えたと思います。

 

 

私の見解、考え方はこれです。


   「あの津波のスープをワイメアサーファーや、JAWSのトゥサーファーがドルフィンできるだろうか?

彼らなら、どう考えるだろうか?」

 

と考えます。

 


要は、世界一のビッグウェーバー達でも、あの波には

太刀打ちできるか?

 

  「それは、かなり厳しい・・・・・世界一の人間でもかなり厳しいだろう・・・」

 

と思いました。

 


それくらいにとてつもなく沖で割れていた津波。

 


それを

  「世界一の彼らが危ういことを、私達が出来るのか?」

 


って事です。

 

 

これを、

 

"自粛は経済を回さない


サーファーをお客にしていた店が潰れるからサーフィンに行こう"

 

と呼びかけているのは、

 


一方で正しく、

 

一方では、

あなたの命をかけて
海に来て、私の生活を支えてください。

 

と言っていることと同じです。

 


人の命を、自分のためのお金に変える・・・・???

それは、人の命と引き換えに自分のことしか考えていないのではないか?

 


現代社会の自分さえ良ければ、それでいい。


みたいに思えてしまったりするのです。

 

 

もちろん、サーフィンしなきゃ死んじゃう。


もう耐え切れない。


と考えている人や、

 

サーフィンに自分の命や、家族、何もかもすべてかけている人は

サーフィンに行ってもいいでしょう。

 

 

しかし、行くのであれば

  「今は、命をかけていかなければならない状況。」

 

というのを忘れずに行かなければいけません。

 

 

 

行くのであれば、

出来るなら、西日本や沖縄、海外などが一番良いですが、

 

 


もし国内で行くのであれば

 

今回の津波の高さが15mですから、


例えば、30m以上あるような山のふもとにあるポイントや

すぐそばに30m以上の高台があるところ

 


例えば、

愛知県渥美半島の伊良湖は、海岸から即、山に上がっているところが多く、そういうポイント。

 

千葉県なら、私は千葉県はあまり良く知らないのですが、

昔、回ったところ、部原でしょうか?

 

あそこの海岸は即、上に上がっていたかと思いますが。

 


逆に危険なところは、陸も平地の場所ですよね。


そういうところは極力避けるということです。

 


など、


少しでも、最大限危険を避けることを

それを考えた上でポイント選びをすることが、めちゃくちゃ大事です。

 

 

私はこう考えています。


  「サーファー相手のお店の死活問題よりも、

あなたや、1人1人の命の方がはるかに大事」

 

私は、そう思います。

 

 

ですので、ミクシイニュースのサーファーの自粛解禁の動き

を見て、

あなたが、それに乗せられてしまって


安易に海に行って、

まさかの事態の対処もできないのではないか?

 

と思い、

 

それについて書いた次第です。

 


サーファーとは、自然の生き物なんです。


それを、お店の死活問題という理由ではサーファーは動かないです。

 

 

サーファーは海の生き物です。


サーファー相手に依存した商売は自然相手だということです。

 


どうも私は、この商売としたサーフィンの考え方が苦手で、

 


そりゃあ、商売というのは

 「相手に、対価以上の喜びと感動とメリットを与えて成り立つものである」

 


というのは分かります。

 


しかし、いまの


  命をかけて、私の店を支えてくださいというのは、


商売中心としたサーフィン業界の考え方に、まだ納得がいかないのです。

 

 

 

さて、どうしても海に行く人への、私からの提案です。

 

 1.標高30m、最低でも15m以上ある高い場所が、すぐそばにあるポイントを選ぶこと。
(iPhoneの標高ワカールというアプリケーションをダウンロードして標高を測りましょう)


 2.車の中には必ず救命胴衣を入れておくこと。
出来ればトゥサーファー用の救命胴着を着てサーフィンするくらい用心する方がいいかもしれません。


 3.地震が起きたら、即、ぶっ飛びで高台に逃げること。
渋滞したら、即、車を捨てて走ること。

海を覗きに行かないこと。

 


今回の震災で、一番の問題は

避難したのに、家に物を取りに行ったり、


どれくらいの津波が来るのか、海を見に行ったり

 


そういう海を見あなどった人も非常の多かったことが原因のひとつとしてあげられます。

 

それが、今の、サーフィン自粛解禁という動きも

それに、かなり近い状態だと言えます。

 

 

ですので、そんな中でもサーフィンしなきゃもう死んじゃう


絶対サーフィンする!

 

っていう人は、

 


最大限、いざという時のことを考えて準備してやりましょう。

 

 


そもそも、家を建てるのに


地震が来て津波が来たらひとたまりもないから、


という理由で家を高いところに建てる人がいるというのに(私の父)

 

 

なぜ、全国民の命を危険にさらす原子力発電所を


あんな低い海岸の場所に作っているのか、理由が分かりません。

 


原子力発電所がなくても電力はまかなえるという人がたくさんいます。

 

 

サーファーなら、やはり自然重視。

少しばかり生活が不便になっても、

 

もっと人と自然に対する思いやりを持って

 

自然と共に生きていくのがサーファー。

 


いつまでも、あの青い空と、青い海と、今よりも極上の波でサーフィンしたい。

 

それがサーファーです。

 


私は、サーフィンこそ


本当に、世のため人のためになると思っています。

 


なぜなら、サーフィンこそが、


日々、忙殺された人の心に光をまぶしく照らし続けるじゃないですか。

 


サーフィンを伝えるとか、人に教えるという事は

その人の人生にもっと大きな光をもたらすという、


とても大きなことです。

 


もう一度、サーファーは

原点に戻って、自然と共に生きるところから始めないといけません。

 


海に感謝し、海をあなどらず、自然をあなたの胸に


そしてその豊かさを人に分け与え

 

サーフィンの光を、人の心にともしながら生きていきましょう。


 

アルメリックサーファー・サーフィン上達のコツ

アル・メリックサーファー、ライダーを主体にしたサーフィン上達のコツ。サーフィン上達の方法です。


CATEGORY1
更新履歴
今の海は、充分すぎるくらいに気をつけましょう(2011年3月29日)






著作権について
当サイトの掲載情報・画像・写真すべてのコンテンツの無断複写・転載・販売・再加工配布を禁じます


    

CHANNEL ISLANDS
SURFBOADS
SANTA BARBARA


SURFERMIND